一人暮らしの通信費が高い、、、
通信費を安くする方法はあるの?
おすすめの格安SIMが知りたい、、、
乗り換えをするのに注意するべきことはあるの?
今回はこういった疑問に答えていきます。
この記事でわかることは、
- 通信費が高くなる原因
- 通信費の見直しの方法
- おすすめの格安SIM
- モバイルルーターを推奨しない理由
- 通信費が実質無料になる方法
- 申し込み方法や注意すべき点
それではさっそくみていきましょう。
通信費が高くなる原因
まずは通信費が高くなってしまっている原因について考察していきます。僕自身格安SIMの営業を本職としてる関係で多くのお客様の通信費とその内訳を見てきました。高い理由は大きく分けて3つに分類されるので、一つずつ確認してみましょう。
大手キャリアにこだわると高い
最近では格安SIMを利用する人も増えてきており、「安いものは悪い」という当初のイメージはかなり払拭されてきている気がします。むしろ高い通信費を払うことに抵抗が出てきている人も多いです。
大手キャリアは、
- 実店舗がある
- サービスが充実している
- 機種の取り扱いが豊富
などのメリットはありますが、その分月々の料金はかなり高く設定されてしまっています。
格安SIMへの変更は、
- 知識がない、初めて、という方でもオンライン上で簡単
- 困ったことが出てきてもインターネットで検索すれば大半のことは解決
- 今のスマホの本体をそのまま利用できる(一部例外あり)
- 必要であればキャリアのメールアドレスも引き続き利用可能(月額330円かかる)
- 電波も大手キャリアに引けを取らない通信キャリアもある
などかなりハードルは低くなってきています。
大手キャリアを否定するつもりはないですが、「節約」という観点から見ると格安SIMの方が圧倒的に良いのは事実です。よっぽどの理由がない限りは大手キャリアへのこだわりを捨てて、格安SIMへの移行をおすすめします。
オプション料金でかさ増しされている
こちらもよくあるパターンですが、使っていない、何の意味があるか分からない、不要なオプションで料金が上がっている場合が多いです。携帯ショップで手続きをするのが当たり前になっている人に多い傾向です。
携帯ショップで手続きをすると「初月無料だから」「皆さん入っていただいてるので」など言われ自分が使わないオプションサービスに加入させられることが非常に多いです。携帯ショップではこういったノルマもあると思うので仕方がないことだと思いますが、それが原因で利用者の料金が上がってしまっていることも事実です。基本料金が高い上に不要なオプションで料金が上乗せされていると毎月の支払額が高くなるのも当たり前なので注意したいところですね。
そのためこの後おすすめの格安SIMなどを紹介していきますが、手続きは全てオンラインでやることを推奨しています。オンラインで手続きをすることで、
- 移動の手間がない
- 待ち時間が発生しない
- そもそも手続きにかかる時間がかなり短縮できる
- 不要なオプションの加入が回避できる
- 不要な手数料がかからずに済む
など多くのメリットが受けられます。忙しい中でも節約に向けて行動したい人にっとては最善策になるので是非一度試してみてください。
Wi-Fiの契約は必須ではない
家にはWi-Fiがあるのが当たり前だと思っている人もいるかと思いますが、実はそんなことはありません。僕は通信業界でWi-Fiも取り扱っていましたが、一人暮らしをしてから最初の3年間は家にWi-Fiを入れていませんでした。お客様の中でも一人暮らしや二人暮らしの人であればWi-Fiを入れていない人もかなり多かった印象です。
利便性という観点からはWi-Fiは良いですが、一人暮らしの節約という観点から見るとイマイチなので自分の状況に応じて適切に決めることが重要です。決め方に関しては記事の後半で紹介していくので是非参考にしてみて下さい。
見直しの方法
ここからは実際にどのようにして通信費を節約していくかについて解説していきます。
通信費はスマホとWi-Fiの二つの要素でできています。
- スマホ→無制限プランにするかGB数に制限があるプランにするか
- Wi-Fi→そもそも導入するべきか、契約するとしたら何がいいか
この辺りがメイントピックになっていきます。それぞれ見ていきましょう。
スマホの料金プラン
無制限プランを選ぶ場合
スマホは各通信キャリアが提供しているプランから選ぶことになります。
無制限プランとはギガ数無制限で利用できて通信制限にならないため、いつでも気にせずゲームや動画視聴ができるというメリットがあります。しかし当然ですがその分料金が高くなってしまうためそこが明確なデメリットになります。
実際の料金としてざっくり分かりやすく大手3社の料金をまとめると、
- 基本料金7000円
- 指定のWi-Fiをセットで契約すると1000円割引
- 家族で3人以上同じキャリアを契約していると1000円割引
という仕組みになっているため約7000円から5000円程度を見積もる必要があります。もし割引を全部適応できたとしてもWi-Fiの契約をしているとWi-Fi自体に5000円から6000円程度の月額がかかってしまうため合計で10000円は超えてきてしまいます。
無制限を安い金額で使う方法はないの?という方に朗報があります。
- 楽天モバイル
- mineo
これらの2社は安い料金で無制限プランの利用が可能になります。
楽天モバイルの料金は以下の通りになります。
料金 |
家族割引 |
最安料金 |
|
3GB未満 |
1078円 |
−110円 |
968円 |
3GB以上20GB未満 |
2178円 |
−110円 |
2068円 |
20GB以上 |
3278円 |
−110円 |
3168円 |
楽天モバイルはそもそもの料金プランが一つしかなく、使った分に応じて料金が決まる段階性のプランになります。20GB以上の利用は3278円になり、この金額で無制限プランを利用できるの超お得です。記事後半でも詳しく触れていきますが「安くて電波が安定する」楽天モバイルは僕自身ずっと愛用しており、多くの人におすすめできます。
mineoの料金プランは以下の通りです。
通信速度 |
月額料金 |
|
プレミアム |
最大3Mbps |
2200円 |
スタンダード |
最大1.5Mbps |
990円 |
ライト |
最大300kbps |
660円 |
スーパーライト |
最大32kbps |
250円 |
この四つは全て無制限プランで、あとは利用できる最大の通信速度によって料金が決まる仕組みです。この中で1番速度の速いプレミアムというプランでは最大3Mbpsの速度で利用できます。しかし3Mpbsだと正直かなり遅いというのが実際に使ってみた個人的な感想です。無制限プランを契約する人は「GB数を気にせず快適に使いたい」という意図があるためこれはマッチしないかなと思ってしまいます。これらのことを踏まえるとmineoに関しては、速度が遅くてもいいからとにかく安い料金で無制限を使いたいという人おすすめです。
GB数に制限があるプランにする場合
「そんなに通信をしないから無制限じゃなくいい、とにかく安く抑えたい」という方はGB数に制限がある代わりに料金が安い通信キャリアから選ぶこともおすすめできます。具体的にはUQモバイルとワイモバイルなどがあります。
こちらがUQモバイルとワイモバイルの料金です。
UQモバイル |
基本料金 |
自宅セット割(インターネットor電気) |
au PAYカードお支払い割 |
最安料金 |
ミニミニプラン(4GB) |
2365円 |
-1100円 |
−187円 |
1078円 |
トクトクプラン(15GB) |
3465円 |
-1100円 |
−187円 |
2178円 |
コミコミプラン(20GB) |
3278円 |
なし |
なし |
3278円 |
ワイモバイル |
基本料金 |
おうち割(インターネット) |
PayPayカード割 |
最安料金 |
シンプル2 S(4GB) |
2365円 |
−1100円 |
−187円 |
1078円 |
シンプル2 M(20GB) |
4015円 |
−1650円 |
−187円 |
2178円 |
シンプル2 L(30GB) |
5115円 |
−1650円 |
−187円 |
3278円 |
割引ありの最安料金で利用したい場合には家のWi-Fiをセットで契約すること、指定のクレジットカードを利用することが条件になります。しかしその場合、結局Wi-Fiの月額料金が約5000円程度かかってしまうためそこを加味する必要があります。
ここで注目したのが、UQモバイル、ワイモバイルの割引後の最安料金と、楽天モバイルの通常料金が同じである点です。そもそも楽天モバイルであればWi-Fiの契約等の割引がなくても安い料金で使えるため、楽天モバイルの方がハードルが低くておすすめです。
「楽天モバイルってデメリットはないの?」という質問があると思いますが、一つだけあります。
楽天モバイルは段階性のプランになりGB数の制限を設けることができないので、利用したGB数が次の段階にいくと料金も自動的に次の段階に上がります。具体的には20GB弱の利用を想定する場合、
- 楽天モバイルでは20GBを超えると2178円から3278円に自動で上がる
- UQモバイルやワイモバイルの場合、20GBのプランで契約していれば20GBを超えると通信制限になるだけでその料金から勝手に上がることはない
ということです。とはいえ楽天モバイルであれば通信制限を気にせず利用できて、20GB以上どれだけ使っても3278円で収まることを考えると、楽天モバイルを選ぶ人が多いことも納得できますね。
Wi-Fi
Wi-Fiを導入するかどうか
Wi-Fiが必須ではないというのは先ほどお伝えしたと思います。理由はシンプルで料金が高くなる可能性が高いからです。Wi-Fiを利用することで家での消費GB数を抑えることができますが、Wi-Fiのために毎月5000円程度料金を払う必要があります。
スマホのアップデートなどはWi-Fiがなくてもできますし、ノートPCくらいであればテザリングを使ってスマホから電波を飛ばすことで簡単に使えるため、Wi-Fiは必須にはなりません。
逆にWi-Fi契約をすべき人は、
- 毎日テレワークで会議などをする人
- オンラインゲームで0.1秒を争う勝負をする人
などになります。こういった人はWi-Fiを契約するべきだと思います。
Wi-Fiを入れたい場合は何にすべきか
上記の内容を踏まえた上でWi-Fiを契約したい場合は「ホームルーター」がおすすめです。ホームルーターとは工事不要で家でコンセントに繋ぐだけでWi-Fiが利用できる便利なWi-Fiです。家に工事をして導入する光回線と違い、
- 工事不要
- 解約金がかからないものが多い
- 手続きが楽ちん
- Wi-Fiの契約が初めてでも安心
- 知識がなくても手を出せる
など多くのメリットがあります。光回線はマンションやアパートによって工事禁止の物件だと導入できなかったり、大家さんの許可を得るのが大変だったりしますが、ホームルーターであれば自分の意思のみで誰の許可もなく導入できるのでおすすめです。
ホームルーターの中では個人的に楽天turboがおすすめです。
- 利用料金が安い
- 電波が安定する
- 契約から半年間月額料金が無料のキャンペーン中
- 楽天ポイントが貯まる
など多くのメリットがあります。気になる方はこちらの参考記事をご覧ください。
おすすめ記事:楽天Turboの料金は?電波の評判やメリットとデメリットについてまとめました。
モバイルルーターはおすすめ?
一人暮らしのWi-Fiでモバイルルーターがおすすめということを耳にしたことがある人は多いと思います。モバイルルーターとは持ち運びができるスマホくらいの大きさのWi-FiのことでポケットWi-Fiとも呼ばれます。
これに対しての個人的な意見は「基本的にはおすすめしない、契約するとしてもデメリットを理解してから契約するべき」ということです。僕が感じるモバイルルーターのデメリットは、
- 電波がスマホと同程度
- 出歩くときの持ち物が増える
- モバイルルーターの充電を気にする必要がある
- 当然月額がかかる
などがあります。モバイルルーターは基本的にGB数無制限のものが多いため「スマホのGB数を気にする必要がない」とおすすめされることが多いですが、「それならスマホで無制限プランにすれば良い」と思います。充電状況を気にする必要がある上に電波がスマホと同程度なら、あえて持ち物をひとつ増やす意味はないと思います。
おすすめの節約方法
ここからは上記の前提知識を踏まえた上で僕がおすすめする具体的な方法をまとめていきます。
とにかく楽天モバイルを使うこと
ここまでの情報で気付いている人も多いと思いますがおすすめはやはり楽天モバイルです。
3278円の月額で無制限で使えるのは安すぎます。またGB数をそこまで使わなかった月に関しては自動で安い料金で請求がくるためそこも魅力的です。僕が一人暮らしをしてから3年間Wi-Fiを契約していなかったとお伝えしましたが、その間に契約していたスマホはもちろん楽天モバイルです。その後Wi-Fiを試しに入れてみましたが、それでも楽天モバイルは継続して使っています。理由はシンプルで「安くて電波が安定する」からです。
必要であればWi-Fiを契約
「必要であれば」Wi-Fiを契約しましょう。
記事内で話している通りホームルーターがおすすめで、中でも楽天turboが非常におすすめです。
Wi-Fiを入れるべきか迷う人は、いったんWi-Fiの契約は焦らずで大丈夫です。Wi-Fiなしで使ってみてWi-Fiが必要だと判断したら後からでも契約は可能です。
- 楽天モバイルを契約
- Wi-Fiが必要かどうかの検証期間
- Wi-Fiが必要なら楽天turboをチェック
これがおすすめの3ステップになります。
もしWi-Fiが必要でないと判断できたらそれは大きな収穫になります。無制限で利用しても毎月の通信費が3278円で収まるからです。僕はWi-Fiなしで楽天モバイルのみで3年間生活していました。毎月の通信費を8000円以上払っている人に比べて5000円程度節約ができているため、
5000円×12ヶ月×3年=180000円
これだけの金額を節約できていると思うとかなり効果は大きいと思います。
電波は大丈夫なの?
ここまでで楽天モバイルが、
- 基本料金が安い
- 通話料金が無料になる
- テザリングが無制限
というメリットをお伝えして来ました。「電波に関してはどうなの?」と思う人もいるかと思いますが、「結論全く問題ない」というのが個人的な意見です。僕は仕事でもプライベートでも平均的な人よりも多くGB数を使うのでかなりの時間楽天モバイルの電波を使って通信をしていますが特に不自由は感じません。また楽天モバイルを使っているお客様でも「電波も全然良い」と言う人はかなり多い印象です。
もちろん全て完璧ということではないですが、それに関しては大手3社でも他の格安SIMでも同じことが言えます。「電波が悪い」と言う人は利用状況や利用方法に問題がある場合も多いので、楽天モバイルの電波状況やより良く使う方法に関してまとめた参考記事をご覧ください。
おすすめ記事:楽天モバイルの電波悪いと言われる原因は?正しい対策をすれば問題なし‼️
通信費無料??最大限節約する方法
通信費を節約したけどもっとお得になりたい、もっと節約したいという人には楽天経済圏がおすすめです。
楽天経済圏は、
- 節約ができる
- 効率的に楽天ポイントが貯まる
- 楽天ポイントを使うことで支出を減らせる
というメリットがあります。
楽天ポイントは楽天モバイルの料金の支払いに充当することができるため、使い道に困ることはないです。楽天ポイントが3278ポイント貯まっていればそれを楽天モバイルの3278円の請求に当てるだけで毎月の通信費が実質無料になります。そんなにうまくいくの?と思った人は僕が一人暮らしで楽天経済圏を活用して年間120000ポイントを貯めた方法を別記事で紹介しているので、是非チェックしてみて下さい。
おすすめ記事:【一人暮らし版】楽天経済圏の始め方と使い方!完全解説
格安SIMの申し込み方法と手順
公式ホームページから
記事の序盤でも解説しましたが格安SIMへの乗り換えをするならインターネット申し込み一択です。
ネットでの手続きに慣れてしまえば今後よっぽどのことがない限り携帯ショップに行くことがなくなると思うので、ぜひこれを機にやってみてください。
またSNS等での偽物のサイト等に注意して、申し込みは必ず楽天モバイル公式ほホームページから行うようにしましょう。
楽天モバイルの申し込み方法
楽天モバイルの申し込みも同様に公式のホームページをご活用して下さい。公式で行われているキャンペーンについて紹介します。
今のスマホをそのまま利用しsimカードのみの乗り換えをする人はキャッシュバックが受けられます。
- 楽天モバイルの初めての申し込みで6000ポイント
- 楽天カードと楽天モバイルの初めての申し込みで14000ポイント
- 2回線目の申し込みで3000ポイント
これらの楽天ポイントによるキャッシュバックを受け取ることができます。
以下は楽天モバイルに乗り換えをするのと同時に新しいスマホを購入する人に向けたキャンペーンです。
- iPhone16やiPhone16proの最新機種の購入で17000ポイント
- 各種対象機種が20000円引き
など、機種の値引きやキャッシュバックが受けられます。
エントリー方法や細かい条件に関しては楽天モバイル公式ホームページからご確認ください。
まとめ
- 通信費が高くなる原因を排除しよう
- 一人暮らしではWi-Fiは必須ではない
- 格安SIMは楽天モバイルがおすすめ
- 申し込みは公式ホームページから
- 合わせて「楽天経済圏」もチェック
この記事が皆さんが通信費を節約できるきっかけになり、生活の改善にお役立ちできると幸いです。
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