SIMロック解除ってなに?デメリットはあるの?
どんなときに必要?
やり方は?
今回はこの3点について、知識がない方でも理解できるように分かりやすく解説していきます。
SIMロック解除とは
スマホには「SIMロック」というロックが掛かっているものがあります。例えばdocomoで購入したスマホにSIMロックがかかってい場合はdocomoのSIMカードしか反応しないということで、auやSoftBank、その他の通信会社のSIMカードを挿しても反応しません。
※SIMカードとは、スマホで通話と通信をするために本体に挿入している小さなチップです。docomoで契約をしている方はdocomoのSIMカード、auで契約している方はauのSIMカードがスマホに入っていると思って貰えるとイメージしやすいかと思います。
そのロックを解除し、他社のSIMカードが反応するようにすることを「SIMロック解除」と言います。
※SIMロック解除には、今のスマホのまま他社のSIMカードを利用できるというメリットがある一方でデメリットはありません。強いて言うならwebでは無料で手続きできる一方で、店舗でやると手数料がかかってしまうため、特に目的がなければやる必要はありません。
SIMロック解除をすることで何ができるか
SIMのみで他社に乗り換えが可能
SIMロックがかかっているスマホでも、それを解除することで他の携帯会社のSIMカードが使えるようになるため、今のスマホを買い換えずにそのまま他社に乗り換えることができます。
不要なスマホの売却
今は使っていない不要なスマホを売却したいと思っている方はSIMロック解除を推奨します。そもそもSIMロックがかかっていると買い取ってくれない場合もありますし、買い取ってくれる場合でも金額が大幅に下がるため、売却するならSIMロック解除をした後にしましょう。
そもそもSIMロック解除が必要かどうか
SIMロック解除は全スマホに必要な訳ではありません。そもそもSIMロック解除が必要がないスマホもあり、その場合はSIMロック解除なしで携帯会社の乗り換えができるため、早速乗り換えの手続きに進みましょう。
メーカーから直接買っている場合(不要)
先程記述した通りSIMロックというもの自体、通信会社が独自にかけているものなので、Appleストアで購入したiPhone、Googleストアで購入したGoogle pixelなど、通信会社を通してではなくメーカーから直接購入した場合はそもそもSIMロックは掛かっていないので、SIMロック解除は不要です。
2021年10月1日以降に発売された端末(不要)
2021年の10月1日以降に発売された端末はSIMロックをかけることが原則禁止されております。つまり今から新しいスマホを買う場合、どこで買ったとしてもSIMロックはかかっていません。
キャリアから購入したスマホであっても2021年10月1日以降に発売された端末であればSIMロックはかかっていないので、SIMロック解除は不要になります。
※iPhoneの場合、iPhone13以降のシリーズはSIMロックはかかっていません。
※発売日がわからない場合は「(自分が使っているスマホ) 発売日」で検索してみましょう。
2021年10月1日以前に発売されたスマホで、通信キャリアから購入したもの(必要)
最後です。こちらに該当する方で、今のスマホをそのままSIMのみの乗り換えをしたい、スマホを売却したい、という方がSIMロック解除の手続きが必要な方です。記事の後半でやり方を書いているため、参考にしてみて下さい。
iPhoneの場合SIMロックの確認は簡単
iPhoneを使っている方は今のスマホにSIMロックが掛かっているか簡単に確認することができます。
「設定アプリ」→「一般」→「情報」と選択し下にスクロールすると「SIMロックあり」もしくは「SIMロックなし」のどちらかが出てくるため、確認してみて下さい。
スマホ本体の買い替えを検討
SIMロック解除の手続きが必要=3年以上前のスマホを使っている。ということになりますが、その場合は個人的には買い替えを推奨しております。
この3年間でのスマホの進化はかなりのもので、今売っているスマホは比較的安価なものであってもそれなりに性能は良いです。
また今の通信会社から乗り換えをする場合、乗り換えのキャンペーンとしてスマホを値引いて安く買える特典がつく場合があります。
格安simへ乗り換えようと考えている方は「SIMのみの乗り換え」だけでなく「端末も乗り換えと同時に購入する」ということも検討してみましょう。
具体的なやり方
webから手続き
スマホで操作すれば簡単に、無料でできるため基本的にはwebからの手続きを推奨しています。
やり方は、インターネットからマイページ(myau,mySoftBank,my docomoなど)を検索してログイン
- docomoの場合「お手続き」→下にスクロール→「SIMロック解除」
- au,UQモバイルの場合「ご契約内容/お手続き」→「お問い合わせ/お手続き」→「SIMロック解除」
- SoftBank,Yモバイルの場合「契約内容変更」→下にスクロール→「SIMロック解除」
という形であとは画面の指示通りに進めていけば完了します。
※マイページはアプリからではなくwebサイトから入ると便利です。
※SIMロック解除したいスマホの製品番号(IMEI)を求められた場合は、スマホの設定アプリからIMEIの確認ができます。
店舗で手続き
購入した携帯会社のショップにいけばSIMロック解除は可能です。
例えばauで購入した端末はauショップに行けばSIMロック解除ができます。
- webでの手続きに比べ
- 移動の時間がかかる
- お店での待ち時間がかかる
- 手数料がかかる場合がある(3000円〜4000円程度)
という形であまりメリットはないので、可能であればwebからの手続きがおすすめです。
最後に
今回解説したSIMロック解除はあくまで格安simへの乗り換えの最初のステップです。
- 必要な人はSIMロック解除をする
- MNP予約番号を発行する
- 通信キャリアを乗り換える
という手順になります。
SIMロック解除ができた方は、2.3とステップを進めて行ってみてください。
この記事が皆様の格安simへの切り替えのきっかけになり、生活の改善や向上にお役立ちできると幸いです。
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